2008 |
10,30 |
それは地元の人だけで行われる大会で規模としても小さいものでした。
僕が出ている階級はその体重制限からか只でさえ人数が少ないのですが、地元の人だけとあって更に人数も少なくエントリーも3、4人だったと思います。
そこで同じ階級の出場する選手を見て、ふと気付いたのです。自分の帯が一番上であるという事に。そこで初めてこう思ったのです。
「絶対に負けられない」と。
そこで同じ階級の出場する選手を見て、ふと気付いたのです。自分の帯が一番上であるという事に。そこで初めてこう思ったのです。
「絶対に負けられない」と。
その大会の試合は本当に必死でした。格好悪いくらい必死でした。何が何でも勝ってやるという気持ちで一杯だったのです。
しかし我武者羅にやった結果か、大会で初めて優勝する事が出来ました。
そして試合の後こう思ったのです。
続けていれば続けているだけのものが手に入るのだと。時間は取り分を持って行くものです。しかし時間をかけた分の見返りも置いていってくれます。
続けていれば続けているだけのものが手に入るのだと。時間は取り分を持って行くものです。しかし時間をかけた分の見返りも置いていってくれます。
その大会は小さな大会でしたが、そこで僕は小さな自信というものを身に付ける事が出来ました。その大会を機に少しずつ試合でも勝てるようになっていき、その小さな自信も少しずつ大きくなっていきました。
そうした中で重要な出来事がありました。
帯も上がり、僕は或るクラブの指導をまかされるようになりました。
テコンドーを始めて、自分が誰かを教えるようになるとは全く考えてもいませんでしたし、教えるにしても自分などに付いて来てくれるのかという思いもありました。
それでも何故引き受けたのか。
師範が怖くて打診され……(^^;)何故でしょう、今でもよく分かりません。
師範が怖くて打診され……(^^;)何故でしょう、今でもよく分かりません。
そのクラブの方達は全員級は下ではありますが、年上の方ばかりでした。
しかしそんな事は億尾にも出さず、皆さん年下の僕に付いて来てくれました。
しかしそんな事は億尾にも出さず、皆さん年下の僕に付いて来てくれました。
とても面白い良い方ばかりで、僕はそのクラブの練習に行くのがとても楽しみでした。
そうした中で僕はみんなに出来る事は何だろうと考えるようになりました。
そうした中で僕はみんなに出来る事は何だろうと考えるようになりました。
その答えが、もっと強くなるという事でした。大会などで入賞すれば少しなりとも強い人間に習っている事になりますから。
今までは自分の為に強くなろうと思っていましたが、その頃から自分の為だけでなく他の誰かの為にも強くなろうと思い始めました。組手の練習も以前と比べれば、意識の持ちようが変わっていきました。
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