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かる毘庵

テコンドー指導員・坪井の諸愚考を不定期に連載していきたいと思います。
2024
04,24

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2014
06,01
 
米沢街道を北上、緑豊かな旅道に心が安らぎます。
米沢市内に入ると謙信公が眠る上杉家廟所に先に行き当たったのでまずは挨拶していく事にしました。ここに甲冑姿で瓶に納められていると思うと実に感慨深い。足元に拝し恐悦至極。大きな”毘”と”龍”の旗を見た時はテンション最高潮なのであります(`・ω・´)ゞ涼風吹き抜けるひっそりとした佇まい、静かに眠るのに相応しい場所でした。
そしてとうとう米沢城趾、上杉神社へ。謙信公の銅像がお出迎えしてくれました。
まずは感無量に浸りながらの参詣。そして宝物館である稽照殿へ。謙信公所用の具足、刀、軍扇等々垂涎の逸品の数々、堪能させて頂きました!
今では有名人になった直江兼続公の愛の前立ての具足も展示されておりましたyo(*´Д`)やっとここまで来たかと余韻に耽りながら神社内を暫く散策。
そもそも上杉謙信公に惹かれたのはその強さではなくその不器用な生き方にあるように思う。謎の最強布陣”車懸り”で向かう所敵なしの強さを誇りながら非情の時代にあっての義での薫陶(大義、正義、義理等)。出兵を頼まれ大義があると認めるや引受けて敵を蹂躙、後は任せたと撤退の繰り返し。政治的な支配をすれば版図を広げる事も容易であると思われるがそうはしなかった(上杉家家臣団の自主性が強く反乱多く敵地にいられない事情もあったが)。
家臣が言う事を聞かないからと出家を試みるといった人間的な脆さにも魅力を感じる。迷いながらも駆け抜けた生き様、これからも恭敬していくだろう。
まだ時間もあったので宮坂考古館へ。
ここには前田慶次公所用の具足があるので時間があればと予定に入れておいたのでした。傾奇者らしい派手な赤備えの具足。その豪胆さがうかがえます。強さも然ることながら知行を減らされた上杉家に最後まで従った律儀さも兼ね備えていたそうです(諸説あります)。
スケジュール詰め過ぎでまたしても昼食を摂る余裕もなくでしたが夕餉は上山市に住む画家の叔父貴の家で御馳走になりました。久方振りの再会に喜びつつも次の目的地に少しでも近づいておこうと今宵は天童市まで足をのばして宿泊する事にするのでした。

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2014
05,25
戦場ヶ原に沈む月と昇る太陽を見た後、この日も強行軍スケジュール。
北上して福島県会津若松市に向かいます。下りのいろは坂はもっと危ないですね(*_*;

まずは悲劇の白虎隊自決の地の飯盛山へ。
有料のエスカレーターなんて初めて見ました(・_・;)墓碑を前に早過ぎる死に殉じた隊士達へ合掌。岐阜の郡上藩とも縁があるようで石碑の前で何はともあれ一礼させて頂きました。
次はその隊士達が見守っていた戊辰戦争激戦の地、会津若松城へ。城内は大した事はなかったです…うん。さっと見学して足早に次の地へ。
土田師範が行きたがっているのを知った会津藩校日新館。
予想以上に広い敷地に沢山の生徒が文武両道に励んでいた事を伺わせます。人形かと思って油断していたらおじ様に喋りかけられて驚きました(-_-;)
すっかり時間を忘れて長居してしまいました(;´∀`)
そしてこの旅最大の目的地!山形県米沢市の上杉神社に向かいました(*´ェ`*)

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2014
05,20
  

遠い野原の物語の手前まで。
ボンネットを少し撫でてから運転席に乗り込む。天候は悪くない、それで十分だ。身支度を整え日の昇る方へ向かう。

今回の名勝諸国行脚の旅の始まりは栃木県は徳川家康公廟所・日光東照宮なのであります!(`・ω・´)ゞ中央道経由で7時間半程を掛けて当地に…つ、疲れた(´ε`;)
天下人の権勢を感ぜずにいられない絢爛豪華を見事に現出させた建築群。
残念ながら日暮れの門と称される陽明門は修復中でしたが(修復費用も天下人仕様で900億円掛かるそうな)見ざる言わざる聞かざるで有名な三猿や眠り猫など、実に見事な造形でした。
鳴龍で有名な薬師堂で龍の声も聞けたので幸運が巡ってくる事間違いなし!
隣にある家光公廟所の大猷院も修復中(-_-;)無念。しかし宝物殿では写真でしか見た事がなかった具足が見られて満足至極です。 そして今宵は戦場ヶ原で車中泊。標高約1400mのラムサール条約登録湿地。もちろん目的は有名な星見の地での天文写真の様な星なのであります!(`・ω・´)ゞ
その道中幾重にも幾重にも曲がりくねる道に突入しました。有名な”いろは坂”という所でしたが運転していない状態だったら酔いそうですね(*_*;
空を見上げるものの月光強く条件はあまりよくありませんでしたが、この時見た流星を忘れる事はないでしょう。正に戦場ヶ原さん蕩れなのでありました(*´∀`)

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