«第3回アジア大会・ウズベキスタン！【 The Second day 】»

6月6日(木)、突き抜ける青空の一日。

時差の為早目に目が覚めホテルの朝食を楽しみしていると向かいの女性部屋から呼ぶ声が。どうやらMs.Yokoが昨日のホテルに航空券を置き忘れた模様です(；´Д｀)兎に角取りに向かおうという事でロビーにタクシーを頼むと近いから歩いて行けるよとの事。
道を聞いて歩いていきますが何分初めての土地、良く分かりません。国際議事堂の前にいた掃除のおば様に道を訪ねても笑顔をを見せてくれるだけで何も答えてはくれませんでした。そしてこの国の人は前歯を金歯にする風習･慣習？がある模様でした(*_*)
なんとか到着し、航空券も無事に見つかり安堵の帰路へ。遠く感じましたが慣れると近いものです。

ホテルに戻りやっとの朝食。流石高級ホテル、普通に美味しかったです。
9時以降は選手登録と計量があります。という訳で係の人に連れられて先程行ったばかりのレ・グランドホテルへ(´ε｀；)
登録と無事に計量をパスし再びホテルに帰還。そのままホテルで昼食を取りました。夕方からはアジア会議に通訳として参加させら……させて頂く事になっていたので中途半端に時間が空きました。

ホテルにはプールにジム、サウナと完備されていたので、これはリゾート気分を満喫するチャンス！と卯月師範と地下にあるプールで身体を動かしてきました。予期して水着は持参済であります(｀･ω･´)ゞ卯月師範はその前にジムでウェイトトレーニングに余念がありません。

そしてアジア会議へ。拙いですが通訳業務に専念。議題は色々あり紛糾する場面もありましたが、一度コーヒーブレイクを取ると和やかな雰囲気になっていました。皆お腹がすいていたのかも(´～｀)と少し朗らかな気持ちになりました。

アジア会議を終え、夕食を食べていなかったので外へ食べに行きました。夜に出歩くのは警戒心満開なのでありましたが特に何もなく近くのお店でチャーハン？を食べて二日目を終えました。

【 たしけて！タシケント！！ The Second day 】

1. Ms.Yokoが前のホテルに航空券を忘れる。
2. レ・グランドホテルに結局3回行く。
3. Ms.Miyukiに服を着たままプールに突き落とされそうになる。
4. 水に気を付けていたのにプールの水を飲む。

«第3回アジア大会・ウズベキスタン！【 The First day 】»

6月5日(水)、空梅雨の日々の始まり。
第3回ITFアジアテコンドー選手権大会に参加する為、ウズベキスタンはタシケントに出発する日が来ました。新岐阜駅で皆と待ち合わせ中部国際空港セントレアへ。

昇龍道観光の龍だったり、忍者が潜んでいたりと色々と日本色を打ち出していました。これから参加する大会、昇り龍の結果になる様に祈念しました。

今回は何とビジネスクラスで現地まで赴くという事で早速ラウンジとやらに行って参りました( -ﾉｪ-)これが特権というやつか！とサンドウィッチにおにぎり、ドーナツ等など、お酒も完備されていて至れり尽くせりで御座いますよ。(´～｀)Ms.Yokoは早速Beerに舌鼓(´ε｀；)

そしていよいよ搭乗の時間になり、まずは乗り継ぎの為の仁川国際空港へ。
最早日本の地を踏む事もないかもと悲壮感満載で乗り込みましたが、こ、これがビジネスシートか！と自然にテンションが上がります。
ボタンを押すと自動的にリクライニングしたり、食事もナプキンを敷かれてからの食事という特別扱いに、「うむ苦しゅうない」と独り言。

2時間程で韓国へ。テコンドーを長年やっているものの発祥の地、朝鮮半島へは初めての渡航となります。約4時間程乗り継ぎの時間があった為、免税店巡りをしたり、普段入るのを憚られる高級ブティック巡りを致しました。

そしていよいよ仁川から中央アジア、ウズベキスタンの首都タシケントへ。
楽しみにしていた映画はまだ見れていなかったダークナイト・ライジングを鑑賞。クリスチャン・ベールのカッコ良さは不滅です。
時差に合わせようと余り眠らない様にし、遮蔽窓を開けると雲霞の水平線に黄金の階調が広がり、雲下では雷痕が浮かび上がらせる白光の真円が雫の様に暗闇の空を彩っていました。

タシケント空港に到着。その国独特の匂いと云うものは各国あるらしいですが香辛料が焼けた様な匂いを感じました。無事に手続きを済ませ外に出ます。
予定ではウズベキスタン連盟の方が迎えに来ているはず。しかしITFロゴを持った、それらしき人がいません(´ε｀；)
そのうち来るかなと待っていると、幾人かタクシードライバーが「何処に行くんだ」と話し掛けてきます。暫く待っていましたがしびれを切らし結局タクシーを頼む事に。

2台に分乗し暫くすると運転手がUSドルから地元通貨ｽﾑへの両替を持ち掛けてきます。しかし『世界の歩き方』に依れば偽札を掴まされる恐れ有りと私既に学習済みなのであります！(｀･ω･´)ゞ何度も断っていましたが途中から面倒になって大仏モードに変身。無事に滞在先のル・グランドホテルへ到着。

4つ星だと聞いていましたがロビーも空調は効いていなく暑いです(；´∀｀)
手続きを済ませ、3人部屋に。予想以上の狭さでしたが文句は言えません。
シャワーを浴びて荷を解こうとすると、どういう訳かホテルを変えなければならないという事態に(^_^;)

荷も解きかけでしたがまた荷をまとめ今度はミランホテルへ。

ここは何と高級5つ星ホテルなのであります！豪華なシャンデリアがお出迎え、ロビーに空調も効いています。部屋に行くと先程は3つのベッドが詰まっている感じでしたが、今度は4つのベッドに広々としたスペースまであります。
先程との違いに戸惑いつつも5つ星の高級感に包まれて第一日目を終えました。

【 たしけて！タシケント！！ The First day 】

1. Ms.Yokoが朝からビールを喰らう。
2. 空港に迎えのバスが来ない。
3. 運転手が両替しろと面倒。
4. 滞在先ホテルが急遽変更になる。
5. ウズベキスタン人が全員同じ顔に見える。

«第3回アジアテコンドー選手権大会・ウズベキスタン！»

6月7~9日(金~日)、第3回アジアテコンドー選手権大会がウズベキスタンはタシケントにて行われ、3段型の部・準優勝、組手三位という結果を得て帰って参りました！

型はワールドカップの経験を活かして自信を持って臨めました。
決勝戦は4対1で敗退、WCの時に同じタイプの型の選手に負けたので、そうした選手と対戦した際にも勝てる様に方策を立てなければならないなと感じてます。
しかし良いパフォーマンスが出せたので悔いはありません。

組手マイクロ級は階級が54kgから57kgに引き上げられた事もあり16,7名、A・Bブロックに分かれての戦いとなりました。WCの時の様な焦燥感はなく落ち着いて試合に臨めました。なにより名コーチ卯月師範が僕の後ろにいてくれるというだけで安心感が違います。
慎重になり過ぎた感はありますが順調に勝ち進み、準決勝へ。しかしここで相手選手に怪我を負わせてしまい失格負けとなってしまいました。

いや～強すぎるって罪ですね。

………。

……。

…。

すいませんでした。お詫びして撤回しますε=ε=ε=┌(;*´Д`)ﾉ
何がスゴイかってウズベキスタンに行った事がスゴイ！と自分では思ってますが、様々な事があった実り多い大会・旅路でした。皆の応援を糧に結果を残せて帰って来られた事を嬉しく思ってます。

応援、支えてくれた方々ありがとうございました。
WC Champに貰った毘の加護はしっかり僕のキャリーバッグに蔵めれていました。