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かる毘庵

テコンドー指導員・坪井の諸愚考を不定期に連載していきたいと思います。
2024
04,19

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2010
11,19
今回はトレーニングについての本を読んで書き留めておいた事を書いておきたいと思います。

年齢、性別によって鍛えると良い時期には差異があります。
 
                     男子                           女子
12歳以下   スポーツ基礎技術の獲得   11歳以下
                13~15歳  持久能力の向上         12~15歳
                15~18歳  筋量と最大パワーの増大  15~18歳
                19歳以上   スポーツの特異性の強調  19歳以上
 
となります。個人個人によって始める時期の差は出てきますが、大まかには以上の様になります。小学生は体力的要素より技術的要素を強化していく必要があります。
また9~12歳の間は『ゴールデンエイジ』と呼ばれ一生に一度の”即座の習得”が可能な時期で感覚的に技巧的な事を覚える最適の時期です。
 
トレーニングの基礎原則について
 
1.全面性の原則
2.意識性の原則
3.漸進性の原則
4.反復性の原則
5.個別性の原則
 
が挙げられます。僕なりの解釈も含めて記しておきたいと思います。間違った解釈だったらごめんなさい(゜―゜;)
 
1.     全面性の原則→言葉通りで脚だけ鍛える、腕だけ…とならない様にする事でオールラウンドな鍛え方をすると言う事です。筋量のバランスは健康維持にも重要で、背筋と対側の腹筋のアンバランスが原因で腰痛を引き起こす事もあります。
 
2.     意識性の原則→やる気で行うと言う事は勿論、その練習は何の為かよくイメージして行う事も大事だと思います。
ミット蹴りの際に無機質な物質を蹴っているのか、対戦する人間を想定して蹴っているのか、組手の際に漫然と取り組むのか、何かテーマを見つけて(コンビネーションの実行、カウンター等々)取り組むかでは雲泥の差があります。
 
3.     漸進性の原則→オーバーロード(過負荷)の原則で身体、筋力は勿論、技術に関しても当てはまります。徐々に負荷や難易度を上げていくという事ですね。
 
4.     反復性の原則→文字通りで繰り返し行う事によって身体に技術を刷り込ませる、またその為の筋力、バランス感覚を身につけるという事です。
 
5.     個別性の原則→一人一人異なる練習をする事です。個人によって身体的特質や気質等も違ってきます。それぞれに合った練習をするという事でしょうか。
 
最後に特異性の原則として1.動作様式 2.動作速度 3.運動時間 4.運動強度があります。
 
例として一時期、野球の練習の中にチューブトレーニングというのがありました。
ゴムチューブを持ってボールを投げる動作をするものですが、上に挙げた番号で言う特に2・4の点に問題があります。
 
ボールを投げるという行為は動作起点が最もパワーを使い、ボールを離す動作終点にはパワーは抜けている状態です。
しかしチューブトレーニングではチューブの負荷は徐々に増し、動作終点に最もパワーを使います。力の使い方としては逆の使い方をしています。こうなると鍛えている部位も変わりフォームを崩してしまう遠因になる事もあるかも知れません。
 
この観点から練習する際には誤った練習方法になっていないか留意する必要があります。何事も勘考を巡らせて取り組めば上達も早いという事ですかね。
DSC02058.JPG
…考える事に疲れたら海でも見に行けばいいと思います(´・ω・`)

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