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かる毘庵

テコンドー指導員・坪井の諸愚考を不定期に連載していきたいと思います。
2024
05,22

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2011
02,27

今回はメンタルトレーニングについて幾つか書いておきたいと思います。
 

・ビッグマウスによる暗示効果
 
最近ではサッカー日本代表の本田選手の言動が有名でしょうか。
不言実行と言う言葉もありますが、その事柄が達成出来なかった時のリスクはなく効果は見込めません。有言実行あるのみです。
ただ単に大きい事を言えばいいと言うのではなく内容は実力の110-120%が望ましく、高過ぎる目標だと潜在意識が無理だと判断し効果がないそうです。
僕は仲間内で大言壮語する時がありますが、実は意識して言ってるのでした(‘~’)
 
ニーチェ著、ツァラトゥストゥラの言葉にあります『わたしは愛する、行為のまえに金の言葉をあらかじめ投じ、しかもつねに、約束より多くを果たすものを。彼は自分の没落を欲するからである』。ニーチェさんが心理学を学究していたかは謎ですがphilosophyから派生したphychologyを考えれば当然の帰結かも知れませんね。
 
逆にネガティブな事を口にしていると負の暗示効果として現れます。普段ネガティブな事ばかり呟いている人は気を付けた方がいいかも知れません(´・ω・`)
 
・決まった行動による条件づけ
 
バッターボックスでのイチロー選手の一連の動きが有名ですね。
過度な緊張を取り去り、練習通りの動きをする為の方策です。当たり前ですが普段の練習に毎回取り入れる事が肝要です。
僕も組手前にする一連の動きを決めてありますが、その動きを忘れた時は過度に緊張しているか、全く緊張感を持っていないかに分かれ自分を計るバロメーターにもなります。
 
・イメージと現実の動きのズレの修正
 
今は手軽に動画撮影出来る時代なので、兎にも角にも撮って見直す事が重要です。三脚買おうかな(´д`)
 
以下箇条書きにて幾つか。
 
・試合をイメージした練習
何も考えずに単に反復練習していると、試合でも安易なプレイがでる。
 
・プレマックの原理を利用した練習
苦手なプレイ→得意なプレイ。
 
 ・試合直前は得意な練習をする
苦手なプレイをしても一週間では技術的な改善はみられない。
 
・集中力のウォーミングアップ
試合前、読書など集中出来る事をする。日本人は海外の人間と違い一気に集中力を高め維持できない。
 
・過度の緊張をかけて試合直前に取り除く
何もない所から5キロ持つと重い、10キロ持った後では軽く感じる。イメージに費やす時間は30分-1時間。
 
・勝ちパターン負けパターンを見つけ出す
勝敗を分けたポイントをメモしておくと意外に共通するパターンが見つけ出せる。
 
・ロールプレイングで自分自身への攻略法を考える
・相手よりもプラスの材料を見つける
・音楽で気持ちを高める
・鏡の自分にプラスの言葉を投げかける
・プレイ直前に120%の力を出す→筋緊張を解く為。最大の緊張から最大の緩和がくる。
・試合中ミスをしたら原因を外的要因に求める→後で反省すれば良い。
・ミスの後はいつも以上に攻めの意識を持つ
・緊張している時は状況判断を口にしてみる
・ジンクスに固執しない
・動作のポイントや注意点を記録する→その日のうちにメモをしないと忘れる。
・相手選手と意見交換を行う
 
全てを行おうと思うのは中々難しいと思うので、出来そうなものを選んで癖付けすると今後の成長の糧になるかも知れませんね(^-^)

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2011
02,08
DSC02357.JPG
2月6日(日)、プロテコンドーの発展を目指す団体Martial Type JETの第4セレクションマッチが初の東海圏で行われると言う事で、参加する道場生の応援に愛知県岡崎市は命武會キックボクシングジムまで行って参りました!

作年合宿に一緒に行ったメンバーと同じ加納魂081UさんとゆったりハンサムSさんと合流し、車内であれやこれやと談笑しながら向かいました。
旅の途中の時間は良いものですね(´ー`)途中でSAに寄り大好きな缶コーヒーで一服(^~^)
 
無事に到着しMillion Dollar Babyやキッズリターンといった映画で見た事のあるいかにもジムらしい外観に暫し感慨。
DSC02379.JPG DSC02371.JPG
開会式、試合と進み、初めて見る生のキックボクシング選手の動きにワクワクしながら見入っていました。途中、天下一武道会と勘違いしたのか亀仙人の申し子が出場していました(^_^;)

滞りなく全ての試合が終了し、その後、技術交流会を行う事となりました。
選手でもないのに参加させて頂ける事と成り、常々ボクシングテクニックを習いたいと思っていたので渡りに船で御座いました(☆∀☆)しかし交流会を行うとは聞いていなかったので格好はロンTにジーンズです(つд・)

まずは畏敬している高木師範のテコンドーの技術講習から始まりました。
柔軟から行われ、ジーンズのお陰でテコンドーを始めた当初の気持ちを思い出しました(-_-;)
回転系のコンビネーションミットを行い普段出来ていると思っていた蹴りも考え方一つで変わるものだと目から鱗で御座いました。流石は高木師範です!

その後、命武會会長のキックボクシングの技術講習に移り、キックボクシングでのジャブ、ストレート、フック、アッパー、ミドルキックの打ち方を習う事が出来、大変勉強になりました。
次に鍛錬と呼ばれるボディーへのパンチとローキックの打ち込みを行いました。命武會のプロの方と組ませて頂き互いにお腹を殴り合ったりローキックを打ち合うのですが、とても耐えられません(・_・;)流石プロの方は違います!大いに触発されました(^-^)
最後にサンドバッグへのミドルキックでの蹴りを行い、ジーンズ姿という事も忘れ夢中で蹴り続け、色々とご指導頂ける事が出来ました('∇')
DSC02392.JPG
フルコンタクトでの戦い方や考え方の片鱗に触れる事が出来、ただ観戦見学に来たつもりでしたが思わぬ収穫がありました!今回学べた事を参考に練習に活かしていけたらと思います。

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2010
11,28

«強さ»

11月27日(土)、東海テコンドー選手権大会前日。
 
遠路、神奈川県から高木師範御一行様が東海大会に前日入りするついでに道場に練習に来ると聞いて「是非行かねば!ヽ(`Д´)ノ」と息巻いて行って参りました。
 
高木師範と言えば全日本ミドル級チャンピオンに何度も輝き、世界大会でも入賞され、型、組手、スペシャルテクニックどれをとっても素晴らしく輝かしい実績の持ち主で御座います。
 
そこで恐れ多くも高木師範と軽く合わせる感じの組手の相手をして頂ける事になりました。
 
軽く合わせる組手なのですが、これが真の強さというものかと私、余りの強さに感動してしまいました。もし全力で相手をして頂いた暁には2分あたり24回は天に召されていると思います(*'-')

組手の最中、畏敬、栄誉、感服、歓喜、様々な思いが渦巻いていました。この感覚は筆舌に尽くし難いです。とにかく凄いの言葉しかありません!
蹴りの軌道、威力、スピード、バランス、身のこなし、捌き方、すべてが素晴らしかったです!!
 
お相手して頂いた事に感謝しています。とても大きな経験と思い出になりました。強さの片鱗に少しばかり触れる事が出来て最高に嬉しかったです。

今でも思い出すと興奮冷めやらぬと言った感じですが、僕にとって今年?(過去3年くらい遡っても?)一番インパクトのある組手でありました。

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