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かる毘庵

テコンドー指導員・坪井の諸愚考を不定期に連載していきたいと思います。
2024
04,19

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2011
02,27

今回はメンタルトレーニングについて幾つか書いておきたいと思います。
 

・ビッグマウスによる暗示効果
 
最近ではサッカー日本代表の本田選手の言動が有名でしょうか。
不言実行と言う言葉もありますが、その事柄が達成出来なかった時のリスクはなく効果は見込めません。有言実行あるのみです。
ただ単に大きい事を言えばいいと言うのではなく内容は実力の110-120%が望ましく、高過ぎる目標だと潜在意識が無理だと判断し効果がないそうです。
僕は仲間内で大言壮語する時がありますが、実は意識して言ってるのでした(‘~’)
 
ニーチェ著、ツァラトゥストゥラの言葉にあります『わたしは愛する、行為のまえに金の言葉をあらかじめ投じ、しかもつねに、約束より多くを果たすものを。彼は自分の没落を欲するからである』。ニーチェさんが心理学を学究していたかは謎ですがphilosophyから派生したphychologyを考えれば当然の帰結かも知れませんね。
 
逆にネガティブな事を口にしていると負の暗示効果として現れます。普段ネガティブな事ばかり呟いている人は気を付けた方がいいかも知れません(´・ω・`)
 
・決まった行動による条件づけ
 
バッターボックスでのイチロー選手の一連の動きが有名ですね。
過度な緊張を取り去り、練習通りの動きをする為の方策です。当たり前ですが普段の練習に毎回取り入れる事が肝要です。
僕も組手前にする一連の動きを決めてありますが、その動きを忘れた時は過度に緊張しているか、全く緊張感を持っていないかに分かれ自分を計るバロメーターにもなります。
 
・イメージと現実の動きのズレの修正
 
今は手軽に動画撮影出来る時代なので、兎にも角にも撮って見直す事が重要です。三脚買おうかな(´д`)
 
以下箇条書きにて幾つか。
 
・試合をイメージした練習
何も考えずに単に反復練習していると、試合でも安易なプレイがでる。
 
・プレマックの原理を利用した練習
苦手なプレイ→得意なプレイ。
 
 ・試合直前は得意な練習をする
苦手なプレイをしても一週間では技術的な改善はみられない。
 
・集中力のウォーミングアップ
試合前、読書など集中出来る事をする。日本人は海外の人間と違い一気に集中力を高め維持できない。
 
・過度の緊張をかけて試合直前に取り除く
何もない所から5キロ持つと重い、10キロ持った後では軽く感じる。イメージに費やす時間は30分-1時間。
 
・勝ちパターン負けパターンを見つけ出す
勝敗を分けたポイントをメモしておくと意外に共通するパターンが見つけ出せる。
 
・ロールプレイングで自分自身への攻略法を考える
・相手よりもプラスの材料を見つける
・音楽で気持ちを高める
・鏡の自分にプラスの言葉を投げかける
・プレイ直前に120%の力を出す→筋緊張を解く為。最大の緊張から最大の緩和がくる。
・試合中ミスをしたら原因を外的要因に求める→後で反省すれば良い。
・ミスの後はいつも以上に攻めの意識を持つ
・緊張している時は状況判断を口にしてみる
・ジンクスに固執しない
・動作のポイントや注意点を記録する→その日のうちにメモをしないと忘れる。
・相手選手と意見交換を行う
 
全てを行おうと思うのは中々難しいと思うので、出来そうなものを選んで癖付けすると今後の成長の糧になるかも知れませんね(^-^)

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